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ビデキンちゃんが行く

【レポート】 ビデキンちゃんが行く ~InterBEE2015・レンズ編~

カメラが4K(UHD)になるとレンズも対応したものが必要になってくるようで、キヤノンさんやフジノンさんから対応したレンズが出展されていました。ただ、カメラメーカーの中にはB4マウントなので従来のレンズが使えます。なんていい方をしているメーカーもあります。それでは、4K対応レンズの多いキヤノンさんから見てみましょう。

キヤノンさんは箱型のレンズ2本とハンディカメラ用のレンズが2本の合計4本が4K対応となっています。箱型のはUJ90×9B ISSとUJ86×9.3B ISSでいずれも高倍率のフィールドズームレンズとなってます。ゴルフとか野球、コンサートなんかで使われることを想定したレンズです。ハンディのはCJ12e×4.3B IRSE S / IASE SとCJ20e×7.8Bでショートズームと高倍率のレンズですね。

キヤノンさんは新製品の4Kレンズのコーナーがあって3本の箱型2本とCINE-SERVレンズ1本のレンズがありました。いずれも高倍率のレンズです。

UJ86×9.3B ISS。内蔵2倍エクステンダーを使用した全ズーム域においても4Kを超える光学性能を維持しており、フラッグシップモデルとなっています。シフト式光学防振機構やバーチャルシステムに対応した出力コネクターなども装備。

UJ90×9B ISS。4Kの光学性能を持ちながら、90倍の高倍率と810mmの長焦点距離を達成しており、内蔵2倍エクステンダーやバーチャルシステムに対応した出力コネクターを標準装備。

CINE-SERVレンズCN20×50 IAS H。スーパー35mm相当サイズのセンサーに対応した20倍の高倍率ズームレンズ。各種収差を極限まで補正し、画面中心から周辺まで高画質を達成しズーム全域で4K解像度を実現。放送用レンズのインターフェースである12pinシリアル通信に対応している他、PLマウントモデルではCooke社の通信規格/i TechnologyにEFマウントモデルではEFマウントの通信プロトコルに対応している。

CINE-SERVレンズCN7×17 KAS S。着脱可能なドライブユニットを標準装備。放送用レンズと同等の操作性・運用性を実現したスーパー35mmカメラ対応ズームレンズ。

参考出品の8K SHVレンズ。残存収差による色の滲みや画面周辺部での解像力低下をズーム全域でほぼゼロまで補正。

さて、フジノンさんはというと4K中継用箱型ズームレンズUA80×9BEとハンディカメラ用の高倍率ズームレンズUA22×8BEが4K対応レンズとして出品されていました。こちらも高倍率ズームレンズなので、標準的に使うレンズというよりスポーツ中継とか音楽イベント用途といっていいと思います。スタジオでは20倍クラスがハンディでは17倍クラスが一般的に使われていますが、フジノンさんもキヤノンさんもこのゾーンの4Kレンズを今のところ出していません。現行のHD用のレンズでも4Kに対応できる性能をもっているということのようですね。

フジノンさんUA80×9BE。撮影距離に応じて複数のレンズ群を連動して駆動させる新開発の「フローティングフォーカス方式」により、ズーム全域で諸収差を抑制し、近距離から無限遠の撮影まで高解像度を発揮。広角9mmから望遠720mmまでの幅広い焦点距離を1本でカバーしており、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継などで威力を発揮。

フジノンさんUA22×8BE。広角8mmから望遠176mmまでの汎用性の高い焦点距離を1本でカバー。軽量・コンパクトなポータブルタイプのため、スポーツ中継やコンサート・ライブ中継、屋内外での番組制作、報道等の多彩なシチュエーション使用可能。

デジタルシネマでも新たなレンズが登場していますが、キヤノンさんのCINE-SERVレンズのようにショルダータイプのカメラ用レンズの同じグリップに対応しているものが出てきたほか、アナモフィックのズームレンズがあります。デジタルシネマのレンズといえば単焦点レンズが一般的でしたが、アナモフィックレンズでもズームタイプが出てきたというのは新しい流れを感じさせますね。もちろん撮影クルーやテレビドラマの撮影をデジタルシネマカメラで撮影することが多くなってきたという要因もあるでしょう。レンズとしてはZEISSやAngenieuxなどが有名なので、ナックさんのブースで確認してみましょう。

まずは、angenieuxのOptimoシリーズです。このシリーズはHDTVやUHD、インディペンデント映画用に発売されたもので、現在Optimo Style 16-40mmとOptimo Style 30-76mm、Optimo Style 25-250mmの3本があります。Optimo Style 16-40mmとOptimo Style 30-76mmは専用サーボモーターオプション対応で、キヤノンさんやフジノンさんのビデオ用フォーカス/ズームリモートが使用可能となっているほか、1.4倍と2倍のリアコンバーターが用意されています。スーパー35センサーサイズのカメラに対応していて、マウントはPLマウントが標準ですが、パナビジョンやニコンFマウントとキヤノンEFマウントが用意されるようです。このシリーズにはアナモフィックレンズが2本ラインナップされていますが、いずれも最近発売になったものです。

Optimo Style 25-250mm。ワイドレンジの望遠系ズームレンズ。

Optimo Style 16-40mm。0.75倍のオプションでワイドアングルアタッチメントレンズがあります。

Optimo Anamorphic 56-152 mm 2S。アナモフィックズームレンズで30-72 mmの2本がある。

ARRI Anamorphic Ultra Wide Zoom 19-36/T4.2。ワイドズームなんですが、やたら細長いです。

ZEISS Compact Zoom CZ.2 70-200mm T/2.9。このシリーズのレンズはフルフレーム(36×24mm)のイメージサイズをカバーしているので、デジタル一眼での動画撮影によく使われています。

武蔵オプチカルさんの4K対応リアコンバーター。1.4倍と2倍があります。PLマウントレンズ用でフランジバック調整機能があるのでシムによる調節と違って簡単に調節可能。