SMX-15は、一眼レフカメラやその他のコンパクトカメラ用でビデオ撮影するときに、優れた音を得るために設計・開発されたものです。マイクユニットはSGM-250やSGM-250Pと同じものを使われており、ブロードキャスト用と同じクオリティの音質を得ることができます。音質的に調整された音響管によるスーパーカーディオイドポーラーパターンは、環境による不必要な音声を低減しつつ、前方の音に集中して音声を得ることができます。
ゲインコントロール
一般的に、一眼レフカメラの音声コントロールには制限があります。カメラのプリアンプを上げると、ビデオサウンドにノイズが乗りやすくなることも知られています。そのため、SMX-15は+20dbのゲインブースターを搭載しました。カメラのプリアンプによるノイズを最小限に抑え、クリーンな音声信号を得ることができます。また、ライブコンサートやモータースポーツイベント等、うるさい環境で録音するときの歪みから保護するたに、-10dbパッドがあります。
周波数特性
SMX-15の周波数特性は40Hz~20kHzまでになり、自然なサウンドを録音できます。また、ローカットスイッチはエアコンや風、交通音を等のノイズを軽減するため、120Hz以下の低い周波数のレベルを減少させます。
駆動方法
SMX-15は他社製品のマイクで使用される9V電池より安価な単三電池2本で駆動できます。電池の消耗による音質の劣化なく、24時間連続駆動が可能になります。バッテリー残量が残り1時間を切ると、LEDライトで知らせてくれます。独自開発の「Auto」モードの設定にすることにより、バッテリー寿命を最大化することが可能です。Autoに設定すると、カメラの電源のオンオフを感知し、マイクも連動してオンオフを切り替えます(マイクインプットにプラグインパワーを供給しているカメラに限ります)。これにより、マイクの電源の切り忘れによるバッテリーの消耗をなくすことができます。
新開発のショックマウント
新開発のショックマウントにより、カメラのモーターやハンドリングノイズを軽減します。シューマウントは標準のカメラシューに合うように設計されており、様々なシーンで使うことが可能です。